FAOMの概要

福岡エイジング・オープン・ミュージアム推進委員会の概要や活動実績をご覧いただけます。

活動の概要

1.テーマ・課題

 わが国は世界で最も高齢化が進んだ国であるが、隣接する韓国・中国も、今後、急速に高齢化が進展する。これらの国々では、急速な高齢化の唯一の先行例である日本の高齢化施策への関心が高まっている。(特に韓国では2008年から介護保険制度を試行するため本市の福祉施設の視察者が増加している)

 わが国がこれまで培ってきた高齢化に関するさまざまな経験やノウハウは、ハード面(福祉施設やバリアフリー等)、ソフト面(介護保険やそれを取り巻く諸制度)ともに独自の価値を有するものであり、これを研修資源として活用し、新たな集客交流事業の展開とそれを通じたまちづくりの推進を図るもの。

2.活動内容の案

実態把握詳細

九州・山口各県における韓国・中国からの福祉関係の視察者の状況調査及び問題点の把握

ニーズ調査詳細

韓国・中国における視察研修ニーズ調査

テキスト開発詳細

韓国・中国向けテキスト開発

通訳者養成詳細

福祉専門ボランティア通訳者養成

モデル事業の実施詳細

受け入れ実施及び満足度・課題点の把握

3.先導性等のアピール点

  • わが国がこれまで蓄積してきた高齢化対応のさまざまなハードやソフトを(既存ストック)、韓国・中国への研修資源という新たな視点で活用する。
  • 研修テキスト開発を九州大学と連携して行い、研修場所として専門学校、視察現場としてバリアフリーの民間施設を活用するなど、大学、企業、福祉施設等、まちづくりに関する多様な主体が連携して取り組む。
  • 新しい専門分野である福祉専門の通訳を養成する。その人材としてリタイアした福祉施設従事者をボランティア通訳として育成する等、シニアの活用を図る。
  • 視察先を福岡市内に限らず、九州・山口の施設を活用することにより、従来の市町村の枠組みを越えた取り組みを目指す。
  • 高齢化をキーにした相互の人材交流、情報交流、ネットワークの形成を通じ、日本の福祉事業者のアジア展開の足がかりとする。

期待される効果

  • 福祉施設やバリアフリー施設は全国に整備されており、またわが国の都市部・農村部それぞれが高齢化に対応したまちづくりに取り組んでおり、本事業の成果を全国どの地域でも展開することができる。
  • 新たな研修ビジネスや、地域の特色ある観光資源と連携したアフターコンベンション事業等、都市再生へむけた新産業創出効果が期待できる。

実施体制の整備状況

産学官民による「福岡エイジング・オープン・ミュージアム推進委員会」(仮称)を設立し事業を推進する。

本調査と関連する過去の活動実績

年月 活動実績
H16.9 東アジア高齢社会シンポジウム参加(上海・杭州)
H17.1 韓国実地調査(釜山市・ソウル市)
H17.3 日中韓米 国際シンポジウム開催(市・九大・国交省他)
H17.9 日中韓 国際シンポジウム開催(市・九大他)
H18.3 日中韓米 国際シンポジウム参加(米国)